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k003/kt003 杏 急須 黒練


杏の実を思い描いた形です。すこしふくよかで、泰然とした佇まいです。
来客時には、小ぶりの煎茶碗に4人分淹れられます。普段は、お食事時など大きめの湯飲みに2杯淹れられます。
ステンレス製の網付きの、底網タイプと共茶漉しの2種類ございます。
詳しくは「茶漉しの選び方」をご参照ください。

陶土は鉄分を多く含むもので、昔から急須用に配合されている土です。釉薬をかけずに鉄分が黒くなる方法で焼しめています。特に内側に釉薬をかけないことで、その表面の細かな凹凸が、お茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させます。使い込むほどに表情を少しずつ変え、色合いが豊かになります。

急須は、焼成後「蓋と本体」をしっかりと合わせるため、「擦り合わせ」という作業を行っています。
「蓋と本体」の間に「擦り粉」を付け、お互いを回転させながら「擦り合わせ」します。
そうすることで、「蓋と本体」の密着性が高まります。
古くから、本格的な急須の製造工程では、必ず行われている方法です。
「黒練」では、その「擦り合わせ」の時に、「炭化」(tanka)された黒い表面が削れて、擦り合わせた部分は中の赤い土が見えてます。

普段は、水洗いのみ、洗浄後はよく乾燥させてお使いください。
茶渋や水あかが気になるときは、薄めた食器用漂白剤で、つけ置き洗いもできます。
急須の内側を直射日光に時々当てて、紫外線消毒をされるのもおすすめです。
(茶漉しアミは、ご自身で外したりすることは出来ませんので、ご注意ください。)
そのほか、詳しいお手入れ内容、注意点は下記よりご確認いただけます。

創業当初より手掛け、今にいたる南景製陶園の急須。お茶を嗜む為の道具として、日々、新しい発想や授かった智恵を取り入れながら、故からの技術を守り、大切に育んでいます。道具は、変えるべきは全てを新しく、変えてならぬことはそのままに、いつの時代も誰にとっても使いやすくあるもの。急須とお茶を通じて日本の食文化が、これからも連綿と伝えられていくことを願っています。




[注ぎ方]急に大きく傾けますと、蓋周りからお湯がこぼれてしまうことがあります。緩やかな角度で注ぎ始め、ゆっくりと傾けていってください。
品番:K003(底網),KT003(共茶こし)
寸法:w:178/d:149/h:95 (mm)
素材:_器
満水容量:320cc(貫入碗(約70cc)を4杯ほど淹れられます)
レンジ:×
直火:×
食器洗い機:×




注意事項(必ずお読みください)



ステンレス底網急須について
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手洗いすることをおすすめします。
■茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。
■茶渋が気になる場合は、薄めた食器用酸素系漂白剤に一晩浸していただくと、きれいになります。匂いが残らないようしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。
■網を押したり、取り外したりしないでください。
■ステンレス茶コシは18-8ステンレス(SUS304)を使用しております。
■急須の中に、たわしやスポンジを押し込んで洗わないでください。網の破損の原因になります。
■素手で急須の中を、洗わないでください。

共茶漉し急須について
■茶漉し部分は、非常に薄い構造になっているため、他の食器とぶつかったり、強く押すと破損の恐れがありますので、ご注意ください。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手洗いすることをおすすめします。
■茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。
■茶渋が気になる場合は、薄めた食器用酸素系漂白剤に一晩浸していただくと、きれいになります。匂いが残らないようしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。

_器について
■洗浄には中性洗剤などをご利用ください。 研磨剤付きスポンジ、金属たわし、クレンザー等のご使用はお止め下さい。 器を傷つける恐れがございます。
■原材料に鉄粉の入った陶土を使用しており、表面に黒く班が出る場合がございますが、商品の風合いとしてお楽しみください。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。 個別に手洗いすることをおすすめします。

¥10,560円(税960円)

※こちらの価格には消費税が含まれています。

型番 k003(底網)kt003(共茶こし)
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