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k0211 / kt0211 鉄鉢 急須 青練


托鉢僧侶が持つ鉄の鉢を想い、形作られた急須です。
50年以上前から作り続けている、南景製陶園の定番の形状です。
凛とした佇まいで、古くから愛され続けています。

来客時には、2〜4人分の小ぶりの煎茶碗に淹れられます。
ステンレス製の網付きの底網タイプと、昔ながらの共茶漉しの2種類がございます。
詳しくは「茶漉しの選び方」をご参照ください。

陶土は鉄分を多く含むもので、昔から急須用に配合されている土です。青練は鉄分の多い土の上に無色透明の釉薬を掛けて焼き上げ、土の色が透明な釉薬を通して透けて見える土の色です。色を付けるのでは無く化学変化により発生した土の色です。色は一つ一つ微妙に異なり釉薬の溶けた雰囲気も異なり個性として表現してます。特に内側には釉薬をかけないことで、その表面の細かな凹凸が、お茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させます。

急須は、焼成後「蓋と本体」をしっかりと合わせるため、「擦り合わせ」という作業を行っています。
「蓋と本体」の間に「擦り粉」を付け、お互いを回転させながら「擦り合わせ」します。
そうすることで、「蓋と本体」の密着性が高まります。
古くから、本格的な急須の製造工程では、必ず行われている方法です。


普段は、水洗いのみ、洗浄後はよく乾燥させてお使いください。
茶渋や水あかが気になるときは、薄めた食器用漂白剤で、つけ置き洗いもできます。
急須の内側を直射日光に時々当てて、紫外線消毒をされるのもおすすめです。
(茶漉しアミは、ご自身で外したりすることは出来ませんので、ご注意ください。)

創業当初より手掛け、今にいたる南景製陶園の急須。お茶を嗜む為の道具として、古くより親しまれてきました急須を、日々、新しい発想や授かった智恵を取り入れながら、故からの技術を守り、大切に育んでいます。道具は、変えるべきは全てを新しく、変えてならぬことはそのままに、いつの時代も誰にとっても使いやすくあるもの。急須とお茶を通じて日本の食文化が、これからも連綿と伝えられていくことを願っています。




[注ぎ方]急に大きく傾けますと、蓋周りからお湯がこぼれてしまうことがあります。緩やかな角度で注ぎ始め、ゆっくりと傾けていってください。

品番:K0211/kt0211
寸法:w:176/d:144/h:82 (mm)
素材:_器
満水容量:240cc(貫入碗(約70cc)を3杯ほど淹れられます)
レンジ:×
直火:×
食器洗い機:×




注意事項(必ずお読みください)



ステンレス底網急須について
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手洗いすることをおすすめします。
■茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。
■茶渋が気になる場合は、薄めた食器用酸素系漂白剤に一晩浸していただくと、きれいになります。匂いが残らないようしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。
■網を押したり、取り外したりしないでください。
■ステンレス茶コシは18-8ステンレス(SUS304)を使用しております。
■急須の中に、たわしやスポンジを押し込んで洗わないでください。網の破損の原因になります。
■素手で急須の中を、洗わないでください。

共茶漉し急須について
■茶漉し部分は、非常に薄い構造になっているため、他の食器とぶつかったり、強く押すと破損の恐れがありますので、ご注意ください。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手洗いすることをおすすめします。
■茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。
■茶渋が気になる場合は、薄めた食器用酸素系漂白剤に一晩浸していただくと、きれいになります。匂いが残らないようしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。

_器について
■洗浄には中性洗剤などをご利用ください。 研磨剤付きスポンジ、金属たわし、クレンザー等のご使用はお止め下さい。 器を傷つける恐れがございます。
■原材料に鉄粉の入った陶土を使用しており、表面に黒く班が出る場合がございますが、商品の風合いとしてお楽しみください。
■土肌をそのまま活かした商品です。 油シミが付きやすいですが、洗剤を垂らしタワシでこすって頂くと綺麗になります。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。 個別に手洗いすることをおすすめします。
■冷蔵庫・冷凍庫での保温が可能です。ただし急激な温度変化は破損の原因となります。お取り扱いには十分ご注意下さい。

¥8,800円(税800円)

※こちらの価格には消費税が含まれています。

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