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kt0091 Sencha150 急須 青練



シンプルで直線的な形は、どのような空間にも馴染むようにと考案しました。
掌に乗るぐらいの大きさで、自分だけのお茶をたっぷりと。小ぶりの湯飲みなら、2杯分ほど入ります。

本体や蓋が直線的なため、焼成時に変形しやすく、
陶器としては大変、造り難い形となりますが、様々に工夫をかさね良い形を維持する様に調整しています。

青練は、清らかな水面のように、静寂と平穏さを感じさせます。

青練;鉄分を含む土の上に、無色透明の釉薬を掛け、窯の中で変化することで
淡いブルーグレーの色を纏っています。

色をつけることはせず、自然の土と釉薬を工夫することで作り出される色です。
釉薬の溶けた雰囲気と、一つひとつ微妙に異なる色を個性として表現してます。

また内側には釉薬をかけないことで、その表面の細かな凹凸が、お茶の渋みを程よく緩和し、まろやかで美味しく変化させます。使い込むほどに表情を少しずつ変え、色合いが豊かになります。

急須は、焼成後「蓋と本体」をしっかりと合わせるため、「擦り合わせ」という作業を行っています。
「蓋と本体」の間に「擦り粉」を付け、お互いを回転させながら「擦り合わせ」します。
そうすることで、「蓋と本体」の密着性が高まります。
古くから、本格的な急須の製造工程では、必ず行われている方法です。

また、「共茶漉し」と呼ばれる茶漉し部分は、ドーム状に薄く伸ばした土に
一つひとつ手作業で職人が穴を開けています。
とても熟練した美しい職人技術が生かされています。
小さすぎない適度な穴の大きさがあり、湯通りの良さを感じていただけます。

同じ素材とデザインの湯飲み、円錐小、円錐、円柱もございます。

取扱については、下記の注意事項の欄をご確認ください。

創業当初より手掛け、今にいたる南景製陶園の急須。お茶を嗜む為の道具として、古くより親しまれてきました急須を、道具である以上に身体の一部のように感じてきました。日々、新しい発想や授かった智恵を取り入れながら、故からの技術を守り、大切に育んでいます。道具は、変えるべきは全てを新しく、変えてならぬことはそのままに、いつの時代も誰にとっても使いやすくあるもの。急須とお茶を通じて日本の食文化が、これからも連綿と伝えられていくことを願っています。




[注ぎ方]急に大きく傾けますと、蓋周りからお湯がこぼれてしまうことがあります。緩やかな角度で注ぎ始め、ゆっくりと傾けていってください。

品番:Kt0091
寸法:w:150/d:135/h:70 (mm)
素材:せっ器
満水容量:170cc(貫入碗、あるいは円錐小を2杯ほど淹れられます)
レンジ:×
直火:×
食器洗い機:×




注意事項(必ずお読みください)



共茶漉し急須について
■茶漉し部分は、非常に薄い構造になっているため、他の食器とぶつかったり、強く押すと破損の恐れがありますので、ご注意ください。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。個別に手洗いすることをおすすめします。
■茶ガラは水やお湯でさっと流し、よく水を切って乾かしてください。時々、日光に当てて乾かしますと、より衛生的です。
■茶渋が気になる場合は、薄めた食器用酸素系漂白剤に一晩浸していただくと、きれいになります。匂いが残らないようしっかりとすすぎ、よく乾かしてください。



_器について
■洗浄には中性洗剤などをご利用ください。 研磨剤付きスポンジ、金属たわし、クレンザー等のご使用はお止め下さい。 器を傷つける恐れがございます。
■原材料に鉄粉の入った陶土を使用しており、表面に黒く班が出る場合がございますが、商品の風合いとしてお楽しみください。
■食洗機で洗浄する場合、ご使用状況によっては破損の可能性があります。 個別に手洗いすることをおすすめします。


¥9,460円(税860円)

※こちらの価格には消費税が含まれています。

型番 kt0091 在庫状況 在庫[在庫数][単位]売切間近です

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